学資保険と生命保険料控除
学資保険・こども保険の生命保険料控除
学資保険の保険料は、一般の生命保険料控除の対象となります。
年間の支払保険料の額に応じて所得が控除されるため、所得税、住民税が減額されることになります。この点は積立預金などと比べたメリットといえます。
控除額は、2011年以前の契約と2012年以降の契約によって違いますので、以下の表でご確認ください。
一般の生命保険料控除額
■2011年以前の契約について
2011年以前の契約のみの場合は、下記の控除額となります。
【所得税】
年間の支払保険料 | 控除額 |
---|---|
25,000円以下 | 支払保険料全額 |
25,000円超 50,000円以下 | 支払保険料/2+12,500円 |
50,000円超 100,000円以下 | 支払保険料/4+25,000円 |
100,000円以上 | 一律 50,000円 |
【住民税】
年間の支払保険料 | 控除額 |
---|---|
15,000円以下 | 支払保険料全額 |
15,000円超 40,000円以下 | 支払保険料/2+7,500円 |
40,000円超 70,000円以下 | 支払保険料/4+17,500円 |
70,000円以上 | 一律 35,000円 |
■2012年以前の契約について
2012年以後の契約がある場合は、下記の控除額となります。
【所得税】
年間の支払保険料 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払保険料全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料/4+20,000円 |
80,000円以上 | 一律 40,000円 |
【住民税】
年間の支払保険料 | 控除額 |
---|---|
12,000円以下 | 支払保険料全額 |
12,000円超 32,000円以下 | 支払保険料/2+6,000円 |
32,000円超 56,000円以下 | 支払保険料/4+14,000円 |
56,000円以上 | 一律 28,000円 |
まとめ
学資保険は生命保険料控除がある分、銀行の積み立て定期などと比べて、税金上の特典があるといえます。ただし、他の生命保険で保険料控除の枠を使い切っている場合は、その効果は見込めません。
- ※保険会社や商品によって内容が異なる場合があります。詳細は各保険会社にご確認ください。
- ※2012年1月時点の情報に基づいた内容となります。
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